こんにちは、商品相談室です。今年は「身近な病気別検査項目の見方」についてお送りします。
今回は“糖尿病 その1”です。
   糖尿病は、血液中に含まれているブドウ糖(血糖)が異常に多くなり、その結果、神経や目、腎臓など、
   さまざまな組織や機能に障害が起こる病気です。
インスリン依存型糖尿病(T型)
インスリンがほとんど分泌されなくなり、治療にはインスリン注射が必要となる。
(特に15歳以下が多い)
  インスリン非依存型糖尿病(U型)
インスリンは多少分泌されるが、働きが不十分で食生活やライフスタイルの改善が治療となる。

さあ!糖尿病の検査項目は!?

 
空腹時血糖値 ……何も食べていない時の血液中の糖の量を調べる検査です。(正常値:〜109mg/dl)
             ※前日の食事の内容が影響するよ!!
血糖負荷試験 ……糖のエネルギー代謝状態を調べる検査です。
             ※甘〜い砂糖水だけど冷やしてあるから飲みやすいよ!!
ヘモグロビンA1C…過去3〜4ヵ月間の食生活の改善状態がわかる検査です。
             (ヘモグロビンA1Cとは、ブドウ糖とヘモグロビンが結合したもの)
             ※赤血球の寿命は約120日なので、ヘモグロビンA1Cがつくられる過去3〜4ヵ月間の
               食生活の状態がわかるよ!!
75gOGTTにおける判定区分と判定基準
グルコース
濃度
(静脈血漿)
空腹時
血糖測定時間
負荷後2時間
判定区分
126mg/dl以上

←そして・または→

200mg/dl以上

糖尿病型
糖尿病型にも正常型にも属さないもの
境界型
110mg/dl未満
←そして→
140mg/dl未満
正常型
尿  糖 …………尿中の糖の量を調べる検査です。
           ※糖尿病以外の人(疲労・体力低下等)でも尿中の糖が増える事があるので尿糖だけでは
             糖尿病と判断できないよ!!

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