腫瘍マーカー
…ガン細胞の目印となる物質(抗原・ホルモン・酵素など)の総称です。
腫瘍マーカーの大部分は血液検査で、その他細胞組織や尿などからも調べる事ができます。
代表的な腫瘍マーカー
CEA………正常値 5.0ng/ml以下
大腸ガン・胃ガンなどの消化器系ガンの他、いろいろなガン患者の血液中に多くみられます。
またガンの手術や治療後の再発・転移などの発見に重要な役割を果たします。
AFP………正常値 20ng/ml以下
95%の肝ガン患者の血液中に多くみられるため、主に肝ガンのマーカーとして用いられます。
その他に
VMAやHVA…(カテコールアミン代謝物検査)
小児ガンの一種、神経芽細胞腫早期発見のために生後6〜7ヵ月の乳児を対象に尿で行う
検査です。
※神経芽細胞腫の集団検診は、厚生労働省における専門家による検討会の結果、
生後
6〜7ヵ月の健診で発見されても自然に治る事が多いなどの理由で、平成
16年より休止となりました。
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