こんにちは、お客様相談窓口です。
今年は「身近な病気別検査項目の見方」についてお送りします。
今回は“ガンその1”です。

  ガン(悪性新生物)とは、発ガンの引き金物質(イニシエーター)と発ガンを促進する物質(プロモーター)
  により、正常細胞が突然変異を起こしてガン細胞に変化し、周囲の細胞にしみ出る(浸潤)ように増殖し
  な
がら転移をきたす悪性腫瘍です。
  ガンは日本人の三大死亡原因の第1位を常に占めています。


私たちの身体の中で1日に3,000〜5,000個位の
ガン細胞が発生しています。
◆日本人に多いガンの部位別死亡順位(男女別)
厚生労働省 2001年 人口動態統計確定数 悪性新生物による死亡順位より

さあ!ガンの検査項目は!?


腫瘍マーカー

      …ガン細胞の目印となる物質(抗原・ホルモン・酵素など)の総称です。
        腫瘍マーカーの大部分は血液検査で、その他細胞組織や尿などからも調べる事ができます。
       
代表的な腫瘍マーカー

CEA………正常値 5.0ng/ml以下
        大腸ガン・胃ガンなどの消化器系ガンの他、いろいろなガン患者の血液中に多くみられます。
        またガンの手術や治療後の再発・転移などの発見に重要な役割を果たします。 
       
AFP………正常値 20ng/ml以下
        95%の肝ガン患者の血液中に多くみられるため、主に肝ガンのマーカーとして用いられます。

その他に


VMAHVA…(カテコールアミン代謝物検査)
       小児ガンの一種、神経芽細胞腫早期発見のために生後6〜7ヵ月の乳児を対象に尿で行う
        検査です。
       ※神経芽細胞腫の集団検診は、厚生労働省における専門家による検討会の結果、
         生後 6〜7ヵ月の健診で発見されても自然に治る事が多いなどの理由で、平成
         16年より休止となりました。
 
                                                        

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