こんにちは、お客様相談窓口です。
今年は「身近な病気別検査項目の見方」についてお送りします。
今回は“ガンその2”です。

  ガンはあらゆる細胞に発生する可能性があり、発症した部位だけではなく、血液やリンパ管などを通って
  他の部位に転移する事もあります。


数種類の検査を組み合わせ、ガンの診断や転移の有無・治療の経過を調べます。

日本人に多いガン(肺・胃・肝・大腸)の主な検査項目
 (その他)
  胃ガン・大腸ガン・・・内視鏡・胃透視・注腸透視
  肺ガン・・・・・・・・・・・・痰検査・気管支鏡検査

腫瘍マーカーには、体内の特別な場所の細胞だけがつくる事ができるものもありますが、ほとんどは複数の臓器でつくられるためどこの病気なのかを決定できないのが現状です。そのためひとつの腫瘍マーカーだけではなく複数の腫瘍マーカーを用いて調べます。


一般的に用いられる腫瘍マーカーと対象となるガン


腫瘍マーカー名
正常値
対象となるガン
 β2ーマイクログロブリン
 血清:0.8〜2.5mg/l 尿:250μg/l 以下   (2) (3)
 CA125  50U/ml 以下  (11)

 CA15-3

 30U/ml 以下  (10)
 CA19-9  37U/ml 以下  (4) (5) (7) (8) (9)
 DUPAN-2  150U/ml 以下  (1) (6) (8)
 エラスターゼ  100〜400ng/dl  (8)
 γ−セミノプロテイン  4.7ng/ml 以下  (12)
 IAP  500μg/ml 以下  (2) (3) (11)
 PA(PSA)  3ng/ml 以下  (12)
 フェリチン  男性:16〜194ng/ml 女性:10〜80ng/ml  (1) (3) (7) (8) (10)
 PAP  3.0ng/ml 以下  (12)
 PIVKA-U  0.1AU/ml 以下  (1)
 TPA  110U/l 以下  (1) (3) (7) (8) (9) (10)

(1)肝ガン   (2)消化器ガン  (3)肺ガン    (4)胆のうガン   (5)胆管ガン   (6)胆道ガン
(7)大腸ガン (8)膵ガン     (9)胃ガン    (10)乳がん     (11)卵巣ガン  (12)前立腺ガン 


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