こんにちは、お客様相談窓口です。
今年は「身近な病気別検査項目の見方」についてお送りします。
今回は“心疾患その1”です。

 心疾患は大きく分けて、心臓に穴があいたり、弁が動かないなどの器質性のものと、心臓の筋肉に栄養を送る血管(冠動脈)が狭くなったり、閉塞して血液が流れにくくなったり、または流れなくなる虚血性のものがあります。生活習慣と深く関わりがあるのは虚血性心疾患で、心臓を取り巻く動脈壁が何らかの原因で肥厚し弾性を失った状態(冠動脈硬化)により引き起こします。


さあ!虚血性心疾患の検査項目は!?

 心電図  *心臓の検査の中で最も代表的なものです。
 
心臓の拍動は、右心房の上方にある洞結節で生じた電気刺激が心筋に送られ心筋が収縮することで起こりますが、この刺激が伝わる様子を記録し刺激の起こり方や伝わり方に異常がないかを調べます。
ホルター心電図 ・・・携帯用の心電計で24時間の心電図を記録します。
運動負荷心電図 ・・・運動を行い心臓に少し負担をかけて心電図等を記録します。
   
心臓超音波 (心エコー)
 
超音波を利用して、心臓の大きさ、心筋の厚さ、肥大の部分、心筋の収縮の様子、弁の動き、腫瘍の有無等、心臓の状態を画像として映し出し調べます。

冠動脈造影
 
カテーテルの先端より造影剤を冠動脈内に注入しX線を用いて透視を行い、冠動脈の血流の状態を調べる検査です。狭心症や心筋梗塞等の原因になっている冠動脈狭窄の程度を調べます。

 

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